食わず嫌い

おはよーございます!!

 

「食わず嫌い」という言葉、もともとは“食べたこともないのに嫌うこと”を意味しますが、

これって食べ物に限らない話だなと思うんです。

食では、昔、わたしの大阪出身の大先輩に、こんな人がいました。

「納豆ともんじゃ食ったら死ねん」と、いつも言っている人です。

ある日、その先輩をもんじゃも出しているお好み焼き屋さんに連れて行ったんです。

せっかくだからと、もんじゃを注文してみたところ、焼き上がった瞬間にその先輩が

「ここからここまで、わしの分な!」と、自分の分をキープして、めちゃくちゃ美味し

そうに食べ始めました。

食べたら死ぬんちゃうんかい!と、思わずツッコミを入れたくなりましたが(笑)

結局のところ、その人も食わず嫌いだっただけなんですよね。

食以外では

「スポーツ観戦なんて退屈そう」「SNSってなんか疲れそう」「本を読む時間なんてない」

……なんて、自分の中で勝手に“合わなそう”と決めつけてしまうこと。

実際にやってみたら案外ハマってしまった、そんな経験ありませんか?

わたしは最近アニメで食わず嫌いをしていました。

向井理主演で実写化もされた【パリピ孔明】です。

タイトルを聞いたとき、「孔明が音楽?しかもパリピ? 絶対ないわ〜」

と、内容も知らずに勝手に線を引いていました。

実際観てみると、歌手を目指す女の子を、軍師・孔明の知略でメジャーへ導いていく物語で

そこには孔明ならではの策略や心理戦が満載。意外とハマってしまいました。

新しいことに踏み出すのは勇気がいりますが、でも、「嫌い」と思っていたものが

実は自分の世界を広げる鍵だったりするんですよね。

小さなことでもいいんですよね。

そんな小さな一歩が、意外な発見につながるかもしれないと思った今日この頃です。