NSC在学中の話でもしましょうか。吉本芸人になりたい人のための手引き。
おはよーございます。
ブログ担当Dです。
今回は僕が吉本興業のNSC東京校に在学中の頃のお話をしよーかと思います。
大学を卒業して間もなく僕はNSCのお笑い芸人養成コースに入所しました。
NSCに入る前にすること ~願書提出→合同面接~
まず、NSCに入るためには応募資料を公式サイトから取り寄せる必要があります。
資料が届いたら願書に必要事項を記入して郵送するだけです。
受理されればNSCから連絡が来ます。
入所前に一応オーディションというか軽い合同面接みたいなものがあって、
そこで志望動機やら尊敬している芸人さんは?
などを聞かれました。
特に面白いことをしてみろというようなことはなく、
まともな受け答えさえ出来れば合格できます。
本当にめちゃくちゃヤバい人でなければまず問題無いです。
NSCに入るまで ~入学式→クラス分け~
東京校の入学式、僕のときは新宿のルミネの劇場で行いました。
会場には800人くらいの入学生がくるので時間を分けて入学式をやっていたみたいです。
会場への案内は去年の卒業生の先輩芸人がやってくれていました。
上履きなどの持ち物があったのでほとんどの入学生がバッグをもっていたのですが、
肩にかけていたり背中に背負っているようなタイプのバッグは手に持つように促されました。
その理由はすぐに明らかになります。
一応、所長みたいな人と覚えてないですが芸人さんが出てきて、これから頑張ってね!みたいな話をしていたと思います。
劇場での話が終わると足早に神保町にあるNSCの東京校の校舎に案内されます。
校舎といっても小さい劇場といくつか稽古場になっているビルです。
校舎に着くと稽古場の入口から怒号が響いてきました。
僕はピンときてバッグを手に持ったので難を逃れたのですが、
背負ったままや肩にかけたままの人達はもれなく怒鳴られていました。
カバンを背負ったまま先輩に挨拶するのは失礼ということだそうで、
もう入学してしまったのだからガチガチの縦社会の教育をしていくぞ?ということだったんだと思います。
中に入るとそこそこの広さの稽古場にギチギチに体育座りをさせられて、
NSCの職員さんからこれからどんな授業をしていくのか、
今この部屋にいるのがAクラスでAクラスのカリキュラムの日程はいついつで、持ち物はこれとこれ。
クラス分けは初めのうちだけで、
ある時期から順位ごとに再度クラス分けをしていくので、
以降は順位に応じたカリキュラムにしていくという説明がありました。
次回は具体的にどんな授業をするのか。順位のつけかた。授業の空気なんかも紹介していきます。
ではまた。