夏が近づいてくるので地元の怖い話でも!「黒塗りの家」前編
みなさんこんにちわ!!
アルカードブログ担当Aです!!!
今日はブログ担当Dに寄せて怖い話でも書いていこうかなと思います!
今日書いていくお話はガッツリ地元のお話なのでもしかしたら分かる人がいるかもしれないのです!!
黒塗りの家
私が通っていた中学校のそばに「黒塗りの家」と呼ばれる肝試しスポットがありました。
そこは昔住んでいた人が狂って家族を毒殺し、自身も自殺したいわくつきの心霊スポットだと噂されていました
中学生が話題にすることだったので、当時の私も周りの友人も「怖いね~」というだけで
実際見に行く予定なんて全くありませんでした。
当時私は陸上部に所属していて、その練習の中で30分ジョギングというのがありました。
単純に30分自由にジョギングして戻ってくるというやつです。
住んでいたところがとても田舎だったため、基本的にはグラウンドで30分走って終わらせるのですが
飽きてきた私は友人と「この真っ直ぐの何もない道をひたすら走ってみよう」と思い走っていました。
すると10分位走ってみると今まで何もなかった真っ直ぐで周りが田んぼだらけの道にぽつんと林がありました。
「何だあれ!行ってみよう!」と友人と二人で向かいました。
そこ一部だけ木が生い茂り、雑草もたくさん生えていました。
そしてその中心部にまるで焼け焦げ、押しつぶされたような半壊のお家と馬小屋がありました。
私たちは一瞬で「あ、これが黒塗りの家だ」とわかりました。
真昼間なのにまるで曇りの夕方かのような暗さの所に何だか気味悪さを感じ、友人といったん学校へと戻りました。
そして練習終わりに他の友人に「黒塗りの家みつけたよー!」と報告してみんなを驚かせていました。
この話が広まり、中学校の中でも「黒塗りの家」というワードが一時期とても流行っていました。
こういう話が出てくると必ず「肝試しにいこうぜ」なんて言ってくる奴がいますよね。
私の仲が良い友人もその一人で「何人かを集めて夜に自転車で行ってみよう」と言い出しました。
長くなってしまうので今回は一旦ここまで!